水分を嚥下する際、喉頭蓋が倒れて気道を閉鎖していますが、わずかな隙間ができるため水などのサラサラした液体は気道に入りかけます。ただ、声門や声門前庭が同時に閉鎖したり、わずかな呼気が同時に起きる事で誤嚥を防止しているのです。しかし、このタイミングがずれてしまうと、健常者でも誤嚥してむせやすくなります。液体に粘性をつけると運動性が下がるので、喉頭閉鎖のタイミングがずれても気道に入りにくくなります。
粘性が低いと誤嚥しやすいですが、逆に多すぎるとべたつきが増し、送り込みにくくなるので注意が必要です。
| 第3世代 | 第2世代 | 第1世代 | |
|---|---|---|---|
| 使用量 | 少ない | 少ない | 多い |
| ダマ形式 | △ | ○ | ○ |
| とろみが付く時間 | 短い | 長い | 長い |
| 安定性 | ○ | △ | × |
| 透明性 | 透明 | 白濁 | 白濁 |
| 唾液の影響 | ない | ある | ある |

| 使用量の目安:100mLに対する使用量 | |||
|---|---|---|---|
| 対象物(100mL)・仕上がり | ![]() ポタージュ状 |
![]() ヨーグルト状 |
![]() ジャム状 |
| 水・お茶(冷) 5℃ | 2g | 2.5g | 3.5g |
| 水・お茶(温) 50℃ | 3.5g | 4.0g | 5.0g |
| 野菜・果物ジュース 5℃ | 1.5g | 2g | 3g |
| 牛乳 5℃ | 1.5g | 2 | 3g |
| みそ汁 50℃ | 2g | 2.5g | 3.5g |