高齢者は、加齢による身体機能の低下や環境要因から常時脱水を引き起こされる危険があります。
高齢者に多くみられる疾患の一つの嚥下障害は、水分や食べ物が飲み込みにくいため、食事の摂取量が減少しやすい傾向にあります。高齢者の脱水の原因とあわせて、嚥下障害のある高齢者は、さらに脱水の危険が高いと言えます。
食事摂取量や水分摂取量が不足すると、生理機能の低下や精神状態の不安定化をまねき、生活活動能力が著しく低下します。その結果、さらなる水分摂取量の低下、健康度の悪化という悪循環につながります。
一般的に、高齢者に必要な水分は、食事に含まれるものを除いて、1日に1000~1500mlと言われています。食事の際のお茶だけでは不足していましますし、一度にたくさん摂取することも難しいです。そのため、一定時間ごとに頻繁に水分補給することが大切です。